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【テニプリ・跡部】AfLW 番外編

第1章 happily ever after





「おー、あとべ、戻ったん?遅かったやん、って…!!」
「え?どーしたゆーし、って…!!」

「何してんだお前ら、って、おい…!!」
「ちょ、ねー、守河!!!!」

「えへ、あの、どーも」



「「「松元!!!!」」」



「千花ちゃんっ…!!!!」
「お前っ…!!何で連絡しなかったんだよっ、くそくそっ」
「なんなん、行くのも帰るのも突然やん、もー!」
「うえ、茉奈莉ちゃん、ちょ、くるし…」


「跡部、お前知ってたのかよ!」
「知ってたら迎えに行ってんだろうが。コイツがサプライズだ何だとかで連絡も無しに帰って来やがった迄だ」


「あとべ、いーの?」
「お前こそいいのかよ、ジロー。また守河を取られちまうぜ」
「へへ、もうそんなのには俺たちは揺らがないんですーだ」
「…そうかよ、そいつは羨ましいな」


「おいお前ら、もう閉めて出るぞ。五分以内に準備しな」
「は!?いきなり無理言うやん!?」
「いつも突然過ぎんだよっ、くそくそ跡部っ」

「茉奈莉ちゃん、皆でご飯でも行こ?」
「そうね、急いで準備してくる!」
「俺様は先に出るぞ、お前も来い――千花」



「いやいやいやいや、あの、みんな、そんな目で見ないで、ちょっと跡部!?話があるんですけど!!?」
「アーン?何か問題でもあったか?」
「いや、問題って言うか、ねぇ…!!!」

「けーちゃん、って呼んだらへんの?」
「…気持ちわりぃ」
「ニヤニヤしてんじゃないわよ忍足!!」
「いや、二人揃って辛辣やな!?」


「…あーもう、この感じ、たまんない」



すうっと息を吸う。隣の跡部と目が合う。こんな事で嫉妬しないでよね、と笑い返す――


「みんな、だいすきっ!!!」



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