第3章 沖田総司《ちょっとしたやり取り》
沖田「ちゃーん、そろそろ起きなよー?」
朝の涼しい風が戸を揺らす音と
総司君の声が耳にはいる
総司君が呼んでるし、もう起きなきゃ…
そんなことを思っていると首筋にヒヤリとしたものが触れる
『…な、何っ!?』
驚いて思わず飛び起きると
総司君が意地の悪い笑みを浮かべながら、
顔の横でひらひらと何かを振る
今日の悪戯は蛇のおもちゃかぁ…
沖田「目が覚めたでしょ?」
悪戯っぽい笑顔を私に向ける総司君
『覚めたけど…』
毎日やられてちゃ流石に…
ちょっと仕返しして見ようかな…?