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金髪排球彼氏との甘い日常

第1章 はいきゅう





自「...けー遅い...」


壁際に座りケータイをいじり忠の写真を撮る


忠「やっぱり先に来なかった方が良かったかな(笑)」


まゆを下げて頬をかく忠がキョロキョロとしている

早く来ないかな...
蛍は忘れてるかもしれないけど今日指輪を買いに行く約束を中学の卒業式に約束した
覚えてますように...


蛍「本当に先に行って欲しくなかったよ
めんどくさい。」

自 忠「うわっ!」


いつから居たのか忠の後ろに立ち不機嫌そうな顔をしている


忠「ごめんツッキー!」

蛍「はぁ...今日一緒に買いに行くんでしょ」

自「覚えてたんだ。
結構前の事なのに」

蛍「君との約束は忘れない」

忠「ツッキーカッコイイ〜!
俺も覚えてると思ってたよ!」

蛍「山口うるさい」

忠「ごめんツッキー!」





電車に乗り街中へ行きガラスケースの中をのぞき込む

自「なににする?
なににする??」

蛍「月島です」

自「?」

「お待ちしておりました
こちらお品物になります」

蛍「ありがとうございます
ちょっときて」

自「え?」


手を引っ張られ蛍が黒い袋から箱を取り出し開けるとブラックの指輪が2つに片方には黄色のストーンもう片方には赤のストーンが付いていた

赤いストーンがついた指輪をはめられて私はポカーンとしているばかり


蛍「...うん、ピッタリ。
ありがとうございます」

「ありがとうございました
またのご来店をお待ちしております」


蛍も指輪をはめて袋を持ってお店から出ていく


自「...ってお金!
割り勘って話じゃん!」

蛍「さぁ?そんな話聞いたことない」

自「蛍!ちょっとぉ!
ばーか!絶対高かったでしょ!」

蛍「さぁ?何円か予想してみたら?」


ニヤニヤと見下しながら私のことを見る
負けじと睨み返すと吹き出されて頭を撫でられる


蛍「オーダーメイドだけど本当に高くはなかったよ」

自「でも、じゃあ何でもするからなにかさせて」

蛍「...じゃあ同じ部活入って」

自「...え、でも私バレーなんてやった事...」

蛍「男バレマネくらい出来るでしょ
はい、決定。」
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