第16章 ほっぺとくちびる
「あっ…そこ、ダメぇっ!」
「ここ?」
そういい、ニヤリと笑うとそこばかり責めてくる。
「ッ…やぁっ、イき…そ、う…!」
「イけよ。好きなだけイっちまえ」
さっきの甘い空気とは一転して、行為はどんどん激しくなっていく。
…っやばい、イく
そう思うと、クロにイき顔を見られたくないがばかりに、両手をクロスさせ顔を隠した。
「ダメ、かわいい顔…みして?」
そういい、手を頭の上に持ってかれる。
見られたくないけど、もう我慢出来ない。
私は甲高い声を上げながら、イった。
すると、とつぜん感じる眠りに逆らえず、目を閉じるともう夢の世界だった。