第15章 ラムネと焼きそばとそれからキミ
「ブッ…なに自分で言って自分が恥ずかしがってんの?(笑)」
「だ…だって、クロが変な顔するから私変な事言ったと思って…」
違うよ綾菜。
お前がカッコよすぎだから…
「…やっぱ、カッコつける必要ないかなー
どうせ、オレがカッコつけても綾菜、は?みたいな顔で見るし(笑)」
「見てないです。
…しかも、クロはいつもかっこいいし、それ以上かっこよかったら私、…あの…」
「ん?私、何?」
顔真っ赤にしちゃってさ、
もう、可愛くてかっこよくて、オレなんかでいいの?
…少し、心配になったり。
「それ以上クロがカッコよかったら、私クロのこと見れなくなっちゃう。」
「は?なにそれ(笑)」
可愛くて、
カッコよくて、
その上、面白くて、
ほんと、最高の彼女だよ。