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【HQ】キミ色オレ色
第13章 愛してるじゃ、伝わらない。
「綾菜ー、部屋いこーぜ?」
「あ、ハイ。
…光太郎、おやすみ」
「おー、なんかあったら俺んとこおいで」
「イヤ、何もしねーよ!」
…多分…
木兎にはこういったけど、正直抑えられるか心配。
でも、手、出したくねぇし。
俺と綾菜が木兎と別れて綾菜の部屋へ向かった。
「ハイ。入ってください。
あ、ベッド使ってください。おやすみなさい」
俺にそう伝えると綾菜は部屋を出ていった。
…え?出ていった?
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