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Pink*Flower Blossom〖R18〗

第4章 ♡太陽差す場所。陰る場所


「ん...んん...」




めるは朝日の眩しさに目を覚まし、
その瞼をゆっくりと開く。



暫く横になったまま
固まった姿勢を慣らした後
重たい身体を起こす。
と、汚れた身体が目に映り
昨日のことを思い出した。


「あ......わたし...」


昨日の信じられないような出来事に
1人顔を赤く染め
頬を手で挟む。


とりあえず心を落ち着けて、
まずは身体を洗わないと...と
ベッドから身を起こすと、
それと同時に
部屋にノック音が響いた。



『おはようめるちゃん!起きてるー?』


「あ......は、花臣さん...」


昨日の媚薬事件から、
目覚めてすぐに花臣の相手をするというのは
いくらなんでもかなり堪える。
めるはこのまま開けていいものかと
困ったように思案する。


『めるちゃーん!
あれ?まだ寝てるのかなー?おーい!』


このまま寝ているということにすれば、
諦めて帰ってくれるかもしれない。
そんな僅かな希望にかけ、
めるは扉を開けず息を潜める。


『うーん...困ったなぁ...。
めるちゃんー!ねーねー!
エッチしようよー!!』


(は、花臣さん...
大声でそんなこと叫ばないで......!)


めるは花臣の暴挙に頭を抱えるも
絶対に負けないとばかりに
布団にくるまる。


『めーるーちゃーん!
開けてよー!エッチしたいー!
沢山奥突いてあげるからー!!
いつも以上にグチャグチャにして
今日も沢山イかせて...』


ガチャ


(ま、負けてしまった......)


めるは身体にシーツを巻き付け
ぐったりとしながら扉を開けた。


『あ!めるちゃんおはよう!
ていうか、僕のこと無視してたでしょ?
ひどーい!』


「う、...で、でも、花臣さんこそ...
あんなこと大声で言わなくても...」


『それはめるちゃんが無視するからでしょ?
はーあ、傷つくなぁ。
せっかく会いに来てあげたのにさ。
ま、僕の勝ちってことで
...それじゃ、おじゃましまーす♪』


パタン、と扉をしめると
すぐに身体を抱きとめ、唇を塞がれる。


『ん...ちゅっ、ちゅ...
めるちゃん、今日も...ん...
エッチ、しよ?...ちゅっ』


「ん、んう!...ん...んん」


ちゅっちゅっ、ちゅるっ...
ちゅるるっ、ちゅっ、ちゅぱっ...
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