• テキストサイズ

Pink*Flower Blossom〖R18〗

第8章 ♡その想いは甘く優しく、そして我が儘で


『ふふっ、照れてるめるちゃんも
すごくすごく可愛い。
ねぇ、今の顔、見せて?』


花臣が優しくめるの頭に触れると
めるは慌てて花臣の胸に
顔をきつく埋める。


「やっ...む、むりですっ......!」


『わっ!...と...!
はは...こ、れは、困っちゃうな…。
照れてるめるちゃんの顔もみたいけど、
そんなにぎゅーってしがみつかれたら......
嬉しくて、僕、何も出来なくなっちゃうや』


花臣は困ったように笑いながら
自分にしがみつくめるの頭を
よしよしと優しく撫でる。


「~~~っ!」


『ねぇ、めるちゃん...好き。好きだよ。』


花臣はめるの髪にキスを落とす。


『好き。本当に好き......。』


「...っ、わ、かり、ました...からっ...」


『ふふっ、それじゃあ早く...
めるちゃんも僕のことを好きになってね?』


「.........え、と...そ、れは...」


『もー、そこは可愛く
“はい”って言って欲しかったなぁ...。
...まぁでも、今日はこうして
僕の部屋まで来てくれたのが
嬉しかったから許してあげる。』


「......あ、りがとう...ございます...」


めるが絞り出すような声でそう言うと
花臣は、さらに強く
めるのことを抱きしめた。


暫くの沈黙があったあと、
ゆっくりと花臣が口を開く。


『...............ねぇ、めるちゃん』


「......は、はい...」


『...............しても、いい?
もう...僕、我慢できない...』


「え!?あ、え、ええっと...!」


『月にぃが帰ってきたらー...って、
昨日約束したもんね?
ねぇ......いいでしょ?』


花臣が甘えたように声を出す。


「や、約束した訳では...!」


『...お願い。ちゃんと優しくするから...。
僕、めるちゃんと、エッチしたい...』
/ 200ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp