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Baby blue【気象系BL】

第16章 turning point~転機~


【翔】


受けるときの潤は、こんなにも従順で……

俺を抱くJと同一人物だとは思えなくて。

あの時。
確かにそうだと、そう確信したはずなのに、
こんな潤を感じてしまうと、また自信が無くなるんだ。

『Jは潤』

確かめたい…何とかして…

確かめて、
真実なんだとして、
俺はその後どうする?

どうしてそんなことをするのか、潤を問い詰めるか?

何で俺に隠れて、みんなに秘密にして、
あんな場所にいるのか?

しかも別の人物に成りすまして…

潤は今の生活や、俺との関係に満足はしていないのか?だから、別の世界を作るのか?

色んな疑問は、結論にたどり着かないまま、
ふわふわと漂って消えた。



「…ん…ん…んっ…翔…くん…」
「…これ、好き?」
「…すき…気持ち…イイ…」

俺の突き上げる律動に合わせ、潤の鞭の様なしなやかな身体が跳ねる。

「…潤…やらしい身体…最高に、エロいよ…」
「…しょお…くんの…せいだから…翔くんが…こんな身体に…ああっ…」

一度目の波を逃すと、合わせて潤の後ろが閉まるから、俺も一気にイキそうになる…

「…潤…そんな、締めん、なって…」
「だって//////あんっ」

一度潤から出て、四つん這いにしてから、
腰骨を抱えて、その奥にまた突っ込む。

堪らない…とばかりに、顔をベッドに埋めようとする、その両腕を引いて、腹を抱えたまま抽挿を繰り返す。


恍惚とした表情で、自身を握って上下に擦りながら、その先の頂点へとイこうとする潤…

その身体を抱き寄せ、肩甲骨の上に唇を落とした。


そこに、はっきりと赤い華が咲いたこと、
夢中な潤は気が付かない。


「…ああ…翔くん…イキそっ…
あ、イクイクイクッ……んんっ///」

潤が、自らの手に熱を放ったその直ぐ後、
俺も潤から出て、その白い背中に開放した。


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