第14章 desire〜欲望〜

翔くんがボトルの注意書きを見ながら
ニヤニヤしている…

ああぁ！！いつものにしとくんだった～(≧▽≦)

できるなら、あれを出してくる前に戻って、
なかったことにした…

「いいじゃん♪」
「えっ？」
「匂いも甘くて美味しそうだけど、
舐めても甘いんだって～❤」
「そっ…そうなんだ…」

知ってたけど…(´-｀*)

「試してみたいな～…どんな味か…」
「……翔、くん…」


翔くんの目に欲情の赤い炎が見えたその瞬間、俺は再びベッドに沈んだ。

無防備に裸身を晒す俺を、
翔くんの妖艶な視線が舐める様に見てから、
徐にボトルのふたを弾いた。


……心臓が、ドクンと跳ねた。

ボトルから直接俺の脚の間に垂らした。

「冷たっ///」

「ごめん、ごめん…直ぐ温めてあげるから～♪」

そう言ったかと思うと、
翔くんは俺のを握ってゆっくりと下から上に擦り上げ、達したばかりで敏感な尖端をくるっと撫でた。

「あぁっ///」

「気持ち…いいんだ…潤」

翔くんの目が…
俺の大好きな目が、ねっとりと絡みつくように俺のことを見ている…
快楽に震える俺のことを……


「翔くん…好き…大好きだよ…」
「潤…俺も、可愛い潤が、大好きだよ…
…潤に、入りたい…」

「…うん…俺も…翔くんが、欲しい…」


満足気に微笑んだ彼は、俺の脚を大きく広げて、
もう一度ボトルからいい匂いのする液体をソコに垂らした。

「…っ///」

その冷たさにソコがきゅっと窄まった。


翔くんは嬉しそうにそれを見てから、ゆっくりと指を差し込んだ。

「…潤…勝手に指が入ってくよ～？
…そんなに、欲しかったんだ？」

「……欲しかったよ…」

「んふふふ、素直な潤、好きだよ♡」

無様に大きく広げられた両脚が、所在無げに揺れる。

なんだか、自分の脚じゃないみたいだ…