〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第28章 《桃源郷物語》華音-Kanon-❀豊臣秀吉❀
「あーあ…だらしなく蜜が垂れて……」
「見ちゃ…だめぇっ……!」
「なんで……お前の可愛い所、もっと見たい」
そう言った途端、蜜口がこぷっと言って、蜜を一滴垂れ流した。
普段の可憐な姿からは想像出来ない淫猥さ。
もしかして、信長もそんな床の姿の美依を好きになったのか。
思わずくすっと笑い、鼻を近づける。
その甘い蜜の匂いを充分堪能して……
じゅるっ…………!
その溢れる蜜壺に、思いっきり吸い付いた。
「やぁあぁぁ…んっ!」
美依の身体が思いっきり仰け反る。
ぴちゃぴちゃと音を立てて舌で舐め、そしてじゅるると吸いあげれば。
美依はびくんびくんと身体を跳ねさせ、淫らな喘ぎ声を響かせた。
「あっぁあんっっんっぁあ…っ!」
「はぁ…甘い……すごい、可愛い……」
「舐めちゃ、や…っんんっ!」
「そんな事言っても遅い、やめてやれないっ……」
じゅっじゅるるっちゅぱ…っぴちゃっ……!
「だめぇっ秀吉さ…ぁあぁぁっん……っ!」
吸って、舌を差し入れ、中までまさぐって。
指でくぱぁっと広げて、溢れた蜜をさらに舐めとる。
荒い息もさながら、強欲まみれの自分に本当に嫌になる。
だが、今宵はもう来ないのだ。
存分に美依を味わい、与え与えられ……
今まで離れていた時間を全て埋めたかったし。
どうしても、後悔したくなかった。
じゅっじゅるるるるっ……!
「も…だめぇぇ──……っっ!!!」
美依が一際大きく乱れて、背中を反らすと。
蜜壺からは大量に蜜が溢れ出し、美依はひくひくと小刻みに痙攣した。
高ぶり過ぎて、絶頂まで登り詰めたか。
濡れた身体を火照らせ、全体で息をしながら横たわる美依は……
妖艶で、淫らで。
最高に綺麗だ。
「気持ち良かったか?」
「はぁ…っはぁっ……!」
「今のお前、すごい可愛い……そんな姿見たら、俺、もうっ……」
美依を快感に導く事に一生懸命になり、見て見ぬ振りをしていた、自分の欲望の高まりが。
大きな脈打ち、限界まで勃ち上がっている事に、今頃になってから気がつく。