第12章 新しい王室教師
「…よかったですね。二人とも」
「先生?」
「明日から…また授業を始めます」
ハイネはその場をあとにした
「師匠…」
ハイネは部屋に行くと涙を流した
「なぜ…涙が…止まらないんでしょう…」
「それは…好きだからだよ里奈さんが」
振り向くとカイ王子がたっていた
「好き?私が里奈さんをですか?」
カイ王子は頷いた
「先生俺に言ったよね?ちゃんと伝えてみてって」
ハイネは頷いた
「今度は先生の番だよ」
ハイネは涙を拭いた
「…わかりました。ちゃんと伝えてきます。里奈さんに」
「うん…頑張って」
「はい。ありがとうございます。カイ王子」
ハイネは微笑んだ
「レオンハルト王子」