第7章 課外授業
「…ローゼンベルク伯爵いるのはわかっていますよ」
「…ばれていましたか…」
「あなたがばらしたんですね?」
「ばらしたという言い方はやめてもらえますか?ただここでリヒト王子が働いているかもと話しただけですよ。ハイネ先生」
ローゼンベルク伯爵はニヤリと笑った
「そうだ…ハイネ先生…とある噂を耳にしまして…人殺しがいるってね…あの城に…単なる噂ならいいんですけどね」
ローゼンベルク伯爵はそれだけいうとどこへ行ってしまった
(人殺し…ですか…)
ハイネは空を見上げた
「そろそろ帰りますか…」
ハイネは城に向かった
城につくと王子達が待っていた
「皆さん…」
「「先生…おかえり」」
「師匠!おかえりなさい!」
「ハイネ…遅いじゃないか!」
「皆さんただいま戻りました」