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王室教師のハイネ〜もう一人の王室教師〜

第6章 相談


「レオンハルト…」

「里奈さんの悪口はやめて…」

「レオ兄悪口ってわけじゃなくて…」

「でも…里奈さんは教師には向いてないって…」

「…それはだな…」

「もういい!!」

「あ!レオ兄!!」

レオンハルトはどこかへいってしまった

その頃カイ王子はハイネに相談事をしていた

「笑顔をしても逆に怖がられる?」

カイ王子は頷いた

「どうしたらいい?先生…あといつも色々やってくれてる人達にありがとうっていいたい…言おうとすると逃げていくから」

「カイ王子はいつも怒っているわけではないんですよね?」

カイ王子は頷いた

「恐らくカイ王子は睨んでいるようにみえるのだと思います。私もいつも睨まれていると思っていました」
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