• テキストサイズ

王室教師のハイネ〜もう一人の王室教師〜

第5章 弱みを握ってください


朝食を食べ終わるとリヒトはどこかへ行ってしまった

「リヒト王子どこへ?」

「さぁ…」

ローゼンベルク伯爵はリヒトのあとをつけた

「ほう…」

ローゼンベルク伯爵はにやりと笑った

「いけませんね…リヒト王子…内緒にこんなことをしては…」

ローゼンベルク伯爵は城へ戻ると里奈の所に向かった

「え!?私がですか?」

「弱みを握ってきて下さい。ハイネ先生達にはバレないように?」

「…わかりました」

「ではおきをつけて」

里奈は頷いた

(ローゼンベルク伯爵様のためにも頑張らないと!!)

里奈が城を出ようとするとハイネに呼び止められた

「里奈さん。どちらへ行かれるのですか?」

(や…やばい…)
/ 101ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp