第1章 ハイネヴィトゲンシュタイン
「変わった王室教師だな‥」
「今日は初日ですので勉強はしません。明日から勉強を始めます」
「勉強‥」
レオンハルトは青ざめた
「安心して下さい。明日はどれくらい勉強ができるかを知りたいだけですので簡単なテストをうけてもらいます」
「もう1人王室教師がくるはずじゃなかった?」
「もう1人来るのですか?」
リヒトは頷いた
「まだきてないみたいだけどね」
「明日には来ることでしょう」
「ではまた明日。この部屋で待ってます」
ハイネは軽く頭を下げると部屋をあとにした
「変わった王室教師だよね?」
「うん‥前の教師はきてすぐ勉強だったもん‥明日から勉強開始か‥」
レオンハルトはため息をついた