第3章 論文
そして論文の発表が始まった
「…里奈さん…」
レオンハルトは里奈の姿をみつけた
「レオ兄始まるよ」
「あ…あぁ…」
ブルーノが出てきた
「緊張してる…」
「大丈夫かな…」
「ブルーノ王子なら大丈夫です」
ブルーノは深呼吸をした
そして口を開いた
里奈は驚いた
「凄いですねブルーノ王子…」
「ハイネ先生のおかげですね」
ローゼンベルク伯爵の隣に誰かが座った
「里奈さん。大学の教授の方です」
「はじめまして里奈と申します」
里奈はあたまを下げた
「ブルーノくんさすがだね。やっぱり呼んで正解だったよ」
「これが終わったら誘うんですよね?」
教授は頷いた
「ここより少し遠いんだけどきてほしいな」