第3章 論文
「大学に行くのはいいですがあまり目立つ格好はしないように。いいですね?」
三人は頷いた
「先生はそのままでいくの?」
「はい」
ふと窓をみると里奈がいた
「里奈さん…」
「え?里奈っち?」
リヒトは窓をあけた
「おーい里奈っち」
里奈はリヒトに気づくと手を振ってくれた
「あれ誰?」
「ローゼンベルク伯爵だったかな?里奈っちとさいきんよく一緒にいるよ」
「そう…なんだ…」
「レオ兄?」
「どこいくのかな…」
「先生!里奈っちは論文の発表会いくの?」
「さぁ…それはわかりません。そろそろいきましょう」
三人は頷いた
「ブルーノ緊張するのかな…」
「多少はするんじゃないですか?」