第3章 論文
「師匠!!いや…先生!」
「師匠か先生はっきりしてください。私が困惑します」
「これは失礼をいたしました。論文の発表会に来てくださいませんか?」
「私がですか??」
ブルーノは頷いた
「ぜひ師匠にきいていただきたいのです」
「…わかりました。行きますよブルーノ王子」
「ありがとうございます」
「頑張ってくださいね」
「はい!!」
ブルーノは部屋に戻り練習を始めた
「カイ王子たちも行きますか?」
「行くいく!!」
リヒトは元気よく手をあげた
「カイ王子はどうしますか?」
「行く」
「レオンハルト王子は?」
「いっいってほしいんだろ?ハイネは…」
(素直に言えばいいのに)