第9章 一生のお願い
「貸してもらってる分際で
偉そうな口聞くの、やめて頂けますか?」
「………ッ、そんな事言ったって……く、ッ」
抜き差しされる肉棒を
足の指でグリグリと押しつぶす。
………まぁ、男だから痛みは分かるし、
死なない程度に、ね。
「いッ…………、はぁ………」
でも、彼はそれでも腰を振るのを止めない。
結構痛いと思うんだけどな……。
「……痛くないんですか?」
「……痛い……ッ、でも……っ
君のだと思うと……ッ!」
「うわぁ……真性のドM………。」
「はっ…いいでござるよ……その顔…っ!」
「げ、大きくなった。キモッ………」
こりゃあ重症だ。病院に行ったほうがいい。
大体男に女装させるのもおかしいが、
その男に欲情するのもおかしい。
そしてその男の足で興奮して、
自身軽く潰されてよがっているなんて。
いや、これは病院でも
手遅れって言われそうだ。
「………あっ……澪子氏……!!」
肉棒を足に擦るスピードが速くなる。
ああ、もうイくのかと
足を組み直した。
一番ベストなポジションを作り、
先程のように亀頭に手を触れてやる。
トッシーはさらによがり、
胸を反らせて絶頂に達した。
俺の手と足に全てをぶちまけて。
「…ーーーーーーッ!」
ビクリビクリとトッシーの肩が震え、
力が抜けたように項垂れた。