第7章 土方の護衛
「辛いのはテメェだぞ…いいのか?」
「大丈夫です……俺、あ、あっ……!」
「…………くぅッ」
澪は俺に跨って勝手に挿入を始める。
まだ2回目、しかも大分月日が経っている。
ほぼ初回に近いだろう挿入に俺は
思わず歯を食いしばった。
だが、前抱いた時よりも、
澪のナカはキツくない。
いや、締め付けやナカのうねりは
絶妙にイイんだが……。
俺が驚いた顔で澪を見ると、
澪も快感で震え、必死に耐えている。
「………はぁ、あ、あ、っ……」
「澪…ッ。」
「あ、十四郎……熱いよ……はぁ。」
俺が現在の状況を飲み込めないでいると、
澪は俺の肩に手を置いて
緩く抜き差しを始めた。
パチュパチュと結合部から水音が鳴る。
「あ、あ、あっ……十四郎……っ」
だが、澪も快感で
腰がうまく動かせず、中途半端な快感のみで
息絶え絶えの生殺し状態だ。
澪は動かすのをやめて顔を上げる。
紅潮した頬、涙で揺らぐ大きな目、
風呂で濡れて張り付いた髪が
俺の心を駆り立てた。
「十四郎も…動いて…もっと奥に…欲しい…」
「……………ッお前。
どうなっても知らねぇからな。」
理性がガラガラと崩れ落ちる。
今のは澪が悪い。
1回目無理矢理だったから
優しく焦らしてじっくり抱いてやろうと
思ってたのに。
澪のナカが解されているのも
後で問いただしてやる。
「奥が好きなら…突いてやるよッ」
澪の腰を持ち上げて
ギリギリまで抜くと、重力に任せて落とし、
ナカに自身を突き刺した。