第2章 何でそんなに可愛いんだ
「やだ、あんまり、見ないで…」
あられもない体勢を恥じる桃浜の様子が可愛くて、ちょっとだけ虐めてやりたくなった。オレは桃浜の脚をこれでもかと広げると、足先で彼女の秘所をいじくった。
「まったく、こんなエロい下着つけてオレの家に来るなんて、桃浜は淫乱だな…。そんなにオレとセックスしたかったのか?」
「や、ちが…そんなこ、と…」
「でも、気持ちいいんだろう?こんなに濡れてるじゃないか」
「いやぁ…」
オレは足の指先を桃浜の入り口にグイと捩じ込んだ。グショグショに濡れたパンツごと、指がズブリと埋まっていく。
「あっ、ちょ…!ん…いじわる…!」
桃浜は眉根にシワを寄せてオレを見上げると、
「ねぇ…伊豆くん。早く、もっと…。脱いで、抱き合お…?」
とオレに向かって腕を伸ばしてきた。
ああもう…!何でそんなに可愛いんだ…!
オレは乱暴にシャツを脱いで上体をさらけだすと、桃浜の身体にしがみつきキスをした。
桃浜の歯列を舐め、舌を絡ませ、唇の端から端まで舌でねぶる。そうしながらズボンを脱いだ。ベルトをとるのがもどかしい。今度から桃浜が家に来るときはジャージを穿こう。
オレが何とかズボンを脱ぎ終えて顔を上げた頃には、桃浜の口の周りはオレの唾液だらけになっていた。
最後にパンツを脱ぐと、怒張しきったオレのものがグリンと飛び出た。急いでゴムをつけて桃浜の方へ向き直る。桃浜も、待ちきれないといった顔でオレを見上げている。なんだよその顔。可愛いし、エロすぎる。
なあ桃浜、多分、オレがもうすぐにでもお前のパンツを脱がせて、お前の中に挿れてやると思ってるんだろう?その期待にも応えてやりたいけど、もうちょっと焦らしてやりたい気分なんだ。ごめんな。