第2章 刀剣男士の恋愛事情
今剣Side
※今剣はひらがなで話すし、
極のときの手紙でも
ひらがなを使っていたので
公式に設定を合わせたいのですが、
全部ひらがなだと読みにくいので、
ちょこちょこ漢字入れてます。
あるじさまに、
みんなには好きな人がいるのかときかれたとき、
ぼくはなんてこたえようか迷ってしまった。
あるじさまがしりたいのは、
きっと
ぼくみたいな“小さい子”のことではなくて、
もっと、ずっと大きな人たちのことだ。
三条のなかでいえば、
三日月や子狐丸が
“恋愛対象”というやつなのだ。
あるじさま、ひどいですよ。
ぼくにそんなこときくなんて...
『やっぱりなんでもない』なんて
そんなのはずるいです。
だからぼくは、
いじわるをすることにした。
あるじさまがいけないんです!
今剣「よろずやのちかくに、
かんみどころがあるんです!
おつかいをたのまれたら、
いつもそこによってかんみをたべにいくんですよ。
それで、そのかんみどころには、
きれいなおんなのひとがいて、
(ここまではたしかに本当のことです。)
みかづきとこぎつねまるは、
いつもそのひとをみては
(じつはここからはうそです。
女の人ではなく、かんみをみてるんです。)
しあわせそうにするんです!!
(ここはうそじゃありません。
三日月も小狐丸も、
かんみをみるときはしあわせそうですから!)
きっとすきなひとですよ!」