第2章 銀色
『な、な、なに言ってんの///』
ぶわっと顔が真っ赤になり慌てて京治の胸を押して離れようともがく
赤「早く離れないと食べちゃいますよ?」
ギャーなにこれ?!京治ってこんなキャラだったか!?
いや普通に嬉しいけどもなんか違う!
もっとなんかこう"好きだよ"とか"愛してるよ"とか
甘~い言葉囁いてほしいんですけど...
木「いつまでイチャついてんだ!!
大体結月を食うのは俺だ!?」
忘れてたよ光太郎いたよ‼️
って言うか私を"食べる"ってこれ決定事項なの?
『うお!!』
食べる発言に下を向いてあれこれ考えていると急に体が浮いた
びっくりして顔を上げればニヤッと悪い笑みを浮かべる光太郎がいた
木「結月、部屋どこだ?」
『は?』
赤「2階の右の部屋です」
『ちょ!何で知ってんの!?』
木「よし行くぞあかあーし」
赤「そうですね木兎さん」
待て待て待て!!?"そうですね"じゃねえだろう!
もしかしなくても貞操の危機ってやつじゃないですかコレ?!
はじめては痛いんだよ?
2人とも絶対童貞でしょう!!
慣れてる遊び人も嫌だけどさ...
って言うかはじめてなのにまさかの3人でするのか?!
木「へ~可愛い部屋だな」
グルグルいろんなことを考えてる間に部屋に到着し
たくさん並んでいるヌイグルミを見て言った
『そ、そうでしょ可愛いでしょ!
じゃあお部屋見学終了!!勉強しよう!?』
赤「結月さんオレ教えてほしいことがあるんですが」
『何々?!なんでも教えるよ』
よっしゃー危険回避成功🎵
赤「保健体育の子供の作り方を」
『へ?』
今なんつった??物凄い満面の笑みでこいつ何言っちゃってんの?!
木「おっ!?それいいな俺にも教えてくれよ結月
子供の作り方♡」
誰か嘘だと言ってぇー!!