第2章 銀色
時は過ぎ6歳になった
幼稚園に通うようになり友達が出来た
ただその友達はとても煩い奴だった
毎日のようにバレーをしようと後ろをついて回る銀色の髪の男の子
名前は木兎光太郎 彼と出会ってここがハイキューの世界であることを知った
木「ヘイヘイヘーイ!結月バレーしようぜ!?」
『はぁ煩いよ光太郎』
煩く付きまとうので仕方なく相手をしているのだが上手くレシーブ出来るだけでまるで優勝したかの様にはしゃぐ
ああもう!光太郎の相手は疲れる!
京治は良くこいつの相手できるなあ
そう言えば京治は年少組に居ないのかな?
はしゃぐ光太郎を置いて隣のクラスを覗いてみた
『おお居たよ』
マジか?!お近づきになりたいけど
まだ光太郎と出会ってないよね?
赤「何か用?」
『Σうわぁ!?』
急に声をかけられびっくりして顔を上げると
無表情の京治が立っていた
『ええと...あの...私、白沢結月です!
な、名前教えて下さい!!』
キョトンとしてこっちを暫く見ていたが友達になりたいと微笑んでいえば名前を教えてくれた
『京治って呼んでいい?私の事は結月って呼んでいいから』
赤「うん。よろしく結月ちゃん」
やった~これで光太郎の相手一人でしないで済む
にこにこ微笑み楽しく会話をしていると
木「結月~何やってんだよバレーしようぜ!!
ん?誰だソイツ??」
『友達になった赤葦京治君だよ』
赤「結月ちゃん誰?」
『ああごめんね。こっちは木兎光太郎
ちょっと...いやかなり煩いけど宜しくしてあげてね』
赤「結月ちゃんがそう言うなら...よろしく」
木「おう!よろしくな、あかーし!!」
赤「....赤葦です」
『ごめん京治、光太郎ちょっと頭足りないから許してあげて』
赤「わかった....」
木「そんな事より、あかーしも一緒にバレーしようぜ!!」
赤「....嫌だ」
『ええ!!私もするから一緒にしよう ね?』
赤「結月ちゃんと一緒ならする」