第6章 スカーレット
本日晴天で体育祭日和です!!
鉄朗率いる6組はスカーレットのはちまきを巻き試合に挑んでいた
残念なことに我が6組はサッカー部員もバスケ部員も補欠ばかりで惨敗....
バレーはと言うと鉄朗のおかげで順調に勝ち進み
夜っくん率いる5組と決勝争いをしている
ただいま第三セット このセットを取った方が優勝!!
黒「くっそ~今のも取るか~」
『攻撃はさほど怖くないけど夜っくん拾うな~』
夜「そう簡単に点はやらないぞ
それにしても結月上手いな~」
『ど~も
鉄朗今度こそ決めなよ!?』
夜っくんと会話をしながら綺麗にトスを上げる
黒「了解!?」
バンッと綺麗に決まった
『おお!鉄朗ナイスキー!?』
パチンッとハイタッチ
『今度は私が打つからさ~止めてみ?』
ニヤッと夜っくんに黒い笑みを向けた
夜「え~ちゃんと打てるの?」
『あっ!今馬鹿にした!?絶対馬鹿にした!?
後悔させてやる!!?』
5組からのサーブをクラスメイトが頑張ってレシーブし
鉄朗にトスを上げてもらった
『覚悟しろ、夜久ーー!!!』
叫びながら助走をつけてジャンプ思いっきりアタックをした
夜「Σうわぁ!!」
夜っくんはボールをレシーブするも勢いを殺せず
コートの外にボールは飛んで行った
夜「マジ....?」
『どーだ参ったかー
やったよ~鉄朗~夜っくんから点取った🎵』
黒「お、おお良かったな...」
5.6組全「(コエー!!)」
なぜか戦意喪失した5組からバシバシ点を取り2-1で6組が勝利した
『なんか3セット目はあっけなかったね~』
黒「お前のおかげだ」
『??』
意味が解らず首を傾げた
夜っくん、鉄朗はバレーで結月を怒らすのは絶対にしないと決めたのだった
体育祭は6組優勝で幕を下ろした