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ハイキュー<何色に染まる?>

第6章 スカーレット


もうすぐ体育祭がある
クラスで誰がどの競技に出るか
またクラスのはちまきの色を何色にするか
話し合いがあった


競技はバスケ、サッカー、バレーの3つである
同じクラスの鉄朗はバレーに手を上げた
それを皮切りに次々に決まって行き
結局私は余ったバレーに参加することになった
音駒では男女混合の試合をする


黒「結月と同じか足引っ張るなよ?」


『一言多い!
心配しなくてもバレーは得意です!?』


先「よーし!全員出る競技は決まったな?
それじゃあ次はクラスの色を決めるはちまきだ!?」


男1「はーい!やっぱり音駒カラーの赤が良いんじゃねえの?」


女1「えーそれ絶対他のクラスと色被るじゃん!」


男2「そうだ!"優勝するぞ!"の意味で勝色は?」


男3「それ何色だよ!!」


男2「ええっと確か紺色か青が黒っぽくなった感じ?」


女2「だから何色なのよ!?」


色々な意見が飛び交う中やっぱり
音駒カラーの赤に近いものが良いと
言う意見が多い


『紅緋色は?黄色の布を赤色で染めたやつなんだけど
英名では"スカーレット"って呼ばれてる』


男1「良いんじゃねえの。何かランク上がった感じがする!」


女3「何のランクよ!?でも、私も良いと思う!」


先「白沢が言った"スカーレット"で決定だな!?
はちまきの布代は後で集金する
領収書を俺のとこまで持って来てくれ
頼んだぞ白沢」


『Σええっ私が買ってくるんですか!?』


先「発案者の白沢が行くべきだろ?
護衛に黒尾貸してやるから行って来い」


女2「結月~良かったじゃん堂々と学校サボってデートできるんだから🎵」


女4「ちゃんと帰って来なよ~」


男4「羨ましいぞ代われ黒尾!?」


黒「結月の彼氏は俺なので代われません」


『ハイハイ。行くよ鉄朗』


財布と携帯を握りしめ鉄朗を引っ張り教室のドアに手をかけた


先「黒尾お前に一つだけ注意しておく
彼女だからって手出すなよ?
手を出すなら学校が終わってからにしろ
一応これも授業中だからな」


黒「やだな~先生。僕がそんな人に見えますか?」


全「「『見える!!』」」


見えるから釘打ってんだろうが!?
って言うか先生、学校終わってたらいいんかい!!?


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