第22章 何色に染まる?
菅「結月出掛けるよ」
『早すぎない?』
菅「ゆっくり行こうと思ってね」
1月1日 年が明けて孝支たちと一緒に初もうでにやって来た
待ち合わせの30分前にもかかわらず大地が立っていた
『大地――っあけましておめでとう』
澤「こらっ走るんじゃない!危ないだろ」
ぶんぶんと手を振って小走りに近づくとこつんと額を叩かれた
それからすぐに旭がやってきてたわいない話に花を咲かせた
清「...あれ」
『あっ潔子』
清「ごめん...私時間間違った...?」
20分後に潔子がやってきた
澤、菅、東
「「「いや全く」」」
『明けまして』
澤、菅、東、清
「「「『おめでとうございます...』」」」
4人揃ったところで列に並びお参りをすませた
菅「おみくじ引こ」
澤「おー俺も何年ぶりだべ」
清「私、頼まれたお守り買ってくる」
『私も安産祈願のお守り欲しい⁉』
澤「旭は?」
東「うーん悪いの出たら凹むしな~」
菅「大丈夫だ考えすぎ」
『じゃ行ってくるね』
みんながおみくじを引いてる間に
潔子と2人でお守りを買った
清「東峰おみくじ引いた?」
スッと見せてくれたおみくじに書かれていたのは...凶
澤、菅
「「Σまじか...!お前もってんなー!」」
『大凶だったらもっとネタになるのにね~』
菅「逆にラッキーみたいな感じになるけど微妙に凶!」
清「朝に占い11位的な」
菅「12位だったら1位と同じくらい目立つのに的な!!!」
東「うるせぇよ!!
スガと大地は何だよ⁉」
澤、菅
「「末吉」」
東「そっちの方がビミョーじゃねーか!!」
ハハハと愉しく時間をみんなで過ごした
そして1月4日宮城を立って東京に向かい翌5日
全日本バレーボール高等学校選手権大会
通称春の高校バレー バレーボール甲子園とも呼ばれ
高校バレーボールの大会の中でも最も注目度の高い大会
澤「Σ行くぞ⁉」
戦いが始まる
烏野全
「「「「オオォーーー!!!」」」」