第22章 何色に染まる?
仁花ちゃんの後を追って二階席に戻ると孝支のシンクロ攻撃が決まったところだった
菅「おおお...!
シンクロ攻撃ってなんつーか こうー
「薙ぎ払え!」――って感じだな!?な!?」
澤、東
「「あ ちょっと意味が」」
『アハハッ孝支、嬉しそうだね』
谷「あと一点!」
『うん』
確かこの後、条善寺が烏野を真似てシンクロ攻撃仕掛けて
盛大にスカぶるよね?
滝「条善寺もシンクロ攻撃!?」
照「Σよっしゃあああ あ あ あ~」
『あ~やっぱりね』
第一セットは25-21で烏野高校の勝利
コートチェンジをして第二セットが開始された
日向と影山が復帰直後で少し熱くなって力みすぎているのが少し気になった
見事に一発目のトスをスカぶった日向それを読んでいた大地
西「Σ大地さんナイス尻ぬぐい!」
うん。確かにその通り
澤「...俺にはド派手なプレーは無理だけど
"土台"なら作ってやれる
まあ 存分にやんなさいよ」
うんうん。うちの土台はしっかりしてるね🎵
スパイクやカウンターが決まり点差は開いていく
条善寺は熱くなり気合とテンションだけで何とかしようとしているのが良くわかる
17-11烏野優勢 ここで条善寺がタイムアウトをとった
タイムアウトあけマネージャーから喝を貰った条善寺は順調でブレイクした
20-17条善寺は日向のスパイクはノーブロック"止められないならレシーブに回れ"だ
ブロックに無視された日向は闘志を燃やし見事にスパイクを決めた
田「日向!もう一発行け!」
しかし照島に至近距離でレシーブされ点を取られてしまった
日「Σんぎいいい!次は勝ァツ!!」
澤「日向 今日まだ使ってないんじゃないか?
お前の 新・必殺技」
日「Σ!!!」
23-20 烏野リード 日向は強打と見せかけてのフェイントを見事に決めた
24-20烏野高校マッチポイント!!
ここで条善寺は懲りずにシンクロ攻撃を仕掛けてきたスパイクはしたが結果はアウト
セットカウント2-0で勝者は烏野高校
春高宮城県代表設定戦 準々決勝進出