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ハイキュー<何色に染まる?>

第22章 何色に染まる?


トイレから出て二階に上りみんながいる席へ帰ってきた


『潔子ただいま~』


潔子に後ろから抱きついた


清「お帰り結月」


『ねぇ大地、試合はいつ?』


澤「3試合目、伊達工の後Aコートで」


『じゃあ今のうちに敵情視察に白鳥沢見に行ってくる』


日「Σえ!?」


菅「どうした日向?」


日「いやっ、その!」


オロオロと怪しい動きをする日向


『大丈夫だよ日向』


武「流れ球に気を付けて下さいね!」


菅「階段はゆっくりだべ」


澤「気分悪くなる前に帰って来るように」


『は~い』


心配する武田先生と孝支と大地に元気よく返事をして
白鳥沢が試合をするBコートに向かった


「押ーせ 押ーっせ 押ーせ 白鳥沢!!?」


『うわぁ煩っ!?』


応援団にチアガールと勢揃いの白鳥沢
人の少ない場所に座り試合を見つめた


牛島はほぼレシーブには参加せずスパイクに徹している


『おぉっ!凄いなぁ』


その威力は大砲の様で跳ねたボールが二階の席まで飛んで来る


腹立つけどやっぱ牛島は凄い!


ピーーッとホイッスルが鳴り1セット目が終わった


牛「結月」


『Σハイ!?』


そろそろみんなのところに帰ろうと席を立ったタイミングで
声を掛けられびっくりし反射的に返事を返した


なになになに!こんなシーン無かったでしょ!!
って言うか試合中に観客と話しててもいいの!?
ほらほらっみんなこっち見てるじゃん!!?


牛「いつだ?」


『は??』


牛「子供だ」


白鳥沢全
「「「はあ!!?」」」


慌てふためく白鳥沢を見て結月はニヤッと笑った


『なんでそんなこと聞くの
認知してくれるわけ?』


そう言うと監督や部員が真っ青な顔で牛島を見た


牛「??俺は結月と子作りをした覚えはないが
結月がして欲しいなら認知しよう」


『はあ!もしアンタの子供だったら
即!おろしてるわ!!?』


白鳥沢を動揺させよう言った言葉にこんな返しが来るとは思わず
思いっきり牛島の言葉に反論してしまった


白鳥沢はエース牛島の発言で動揺はしたものの
2-0で一回戦を突破した


無駄に叫んで疲れただけか....


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