第21章 銀梟と赤猫再び
猫「――オフンッ
一週間の合宿お疲れ諸君!」
「「「したーーッ!!」」」
猫「空腹にこそウマいものは微笑む
存分に筋肉を修復しなさい」
「「「いただきますっ!!!」」」
猫又監督の話を終え一斉にお肉に飛び掛かるみんな
『凄い勢い...』
宮「何々?」
『あっ英里見てよあれ肉を狙う野獣だね』
宮「アハハッここにも可愛いのいるけどね~」
白「ひゃに?」
『一体どこに入ってるの?』
幸せそうな顔で山盛りの食材をほうばる
まるでリスみたいだなと思った
黒「結月」
『ん?』
少しはなれたところで月島や研磨たちに絡んでいた鉄朗が
こいこいと手招きをしていた
『なに?』
黒「なにじゃねぇよ
結月お前食ってねぇだろ?」
木「そうだぞ!肉食え肉
大きくなれねえぞ!!」
『うっさい光太郎!!?』
木「ウグァ!!
腹は止めてっ食ったもん出る!!?」
黒「バカだろお前」
おやっ?あそこにあるのは巨人の群れに囲まれたやっちゃん?
大変助けねば!!?
『仁花~お肉食べれてる?』
谷「ゆ、結月しゃん!!?」
しゃん?あっこれは変な妄想に浸ってたな?
『お皿かして?』
谷「シャチ!」
ひょいひょいとお肉や野菜をお皿に盛り付け手渡す
『さぁ~潔子のところで食べておいで』
谷「ありがどうございまずっ!!」
涙を流しマネチャンズのもとへパタパタと小走りで走って行った
黒「子守り終わったか?
ならこれ食え」
振り向きざまにムギュと口に何かを押し込まれた
んっ?棒付きのフランクフルト
こんなのあったっけ??
「「「Σエロッ!!?」」」
黒「う~んなかなか良い眺めだな~
今度俺のも食べて見るか?」
『....咬み切ってあげようか?』
ニヤニヤ笑う鉄朗にフランクフルトを噛んで黒い笑みを浮かべた
「「「笑顔が怖いッ!!」」」