第21章 銀梟と赤猫再び
期待に膨らむ顔で研磨に話しかける日向
戸惑いながらも答える研磨
その二人をニコニコ微笑みながら
見守る海とニヤニヤ笑う鉄朗
黒「なんなの宮城には鉄塔無いの?」
『...宮城にも鉄塔ぐらいある』
黒「あの会話デジャブるんだけど」
影「(東京タワーじゃない...のか...?)」
澤「Σ東京にある鉄塔は
大体東京タワーに見えるんだよ地方人は!」
菅「おい暴言。
あとここ埼玉な」
日「前回とは違う高校でやるんだな!」
孤「毎回グループ内の高校が持ち回りでやるんだよ」
そう前回は梟谷そして今回は森然高校だ
孤「夏合宿はいつも森然でやるみたい
涼しいんだココ、虫は凄いけど」
リ「Σ日向ー!」
ドドドッと階段を駆け下り叫びながら近づいてくるリエーフ
リ「身長伸びたかー!?」
孤「リエーフうるさい」
日「第一声から失礼だな
たった2週間で伸びるか!!」
リ「俺は2㎜伸びたぞ!」
その言葉に日向はガーンと打ちひしがれた
『大丈夫だよまだ成長期だから』
日「そうですよね!?」
孤「あっ復活した」
荷物を置き着替えをすませると第一体育館に入った
木「ゆーづーきー!!」
『Σびっくりした
光太郎タックルやめて!?』
木「やっぱ生は良いな~
電話じゃあ触れねえもん!」
『どさくさに紛れて触るんじゃな...うきゃ!?』
赤「お久しぶりです結月さん」
ベリッと木兎から引き離し自分の腕の中におさめた
木「あかーし!!邪魔すんなって!?」
『ちょっ!京治も離れて!?』
木葉
「おーい!木兎、赤葦帰ってこーい」
『Σほらっ呼んでるよ!?』
赤「チッ
それじゃあまた後で
行きますよ木兎さん」
木「おうっまた後でな結月!」
京治の舌打ち久々に聞いたわ~
木「Σっしゃあ!目指せNOペナルティ!!」
夏合宿スタートだ!!!