第2章 銀色
それからと言うもの事あるごとに体に触れてくる2人から
逃げる日々を送っていた
赤「結月さんオレのこと好きだって言ってくれたでしょ?」
『Σうっ。確かに言いました...』
木「Σなにー!俺は?!なあ俺の事も好きか!!」
『ちょっ待って!!
今私達は受験生!分かってる?!恋より勉強優先!!』
木「分かった。俺の事も好きだって言ってくれたら勉強に専念する!?」
『絶対だからね!!良いよく聞けよ?
光太郎の事も好きです以上。はい終了!!』
よっしゃ~これで当分は安心して過ごせますわぁ~
それにしても京治はエッチの時若干性格変わったよね、怖っ
このまま行くとエスカレーター式に梟谷高校へ進学するんだよね
あんなことがしょっちゅうおきたら体持たないよ!
高校考えようかな~
2人と別れ家で真面目に勉強中に考えていると
扉をノックする音がして母が入って来た
ママ「結月ちゃんちょっと下に降りて来てもらっていい良いかしら」
『分かった直ぐ行くね』
ノートを閉じリビングに降りて行くと両親が座っていた
向かい側に座ると父が口を開いた
パパ「もうすぐ受験があるこの時期に申し訳ないのだが転校しても大丈夫かな?」
『転校?』
パパ「実はここから少し離れた所に仕事場が変わってね
ここは会社から借りている謂わば社宅みたいな物なんだ
次の人が入る予定があってね出ないといけないんだ」
ママ「今度の場所からここの中学は少し遠いから転校になっちゃうんだけど....
あっでも今度は社宅じゃないからね」
『転校全然OKだよ!!
いや~高校は違う所に行きたいって思ってた所なんだよね~
何時転校するの?出来れば早い方が嬉しいんだけど明日とかは?』
パパ「はははっ気が早いな~
でもな実は明日引っ越し業者が来る!!」
ママ「ふふっ結月ちゃんならきっとOKしてくれると思って
もう中学には転校届出してきちゃった♡」
パパ「私物が学校にあるのなら送ってもらうことも出来るからな」
『大丈夫!私物は一切置いてない....はず』
ママ「あら結月ちゃんはしっかりしてるわね🎵」
挨拶も無しに居なくなるけどごめんね
まあ会えなくなるわけじゃ無いしいっか🎵
またね、光太郎、京治