第18章 カラスVS 赤いネコ
ピーーーッと笛が鳴り試合が開始された
研磨のサーブから始まった試合
威力は無いがコーナーギリギリの良いコースに打ち込んだ
田「旭さん!!」
東「オーライ」
旭がレシーブをするも少し短い
東「!スマンちょい短い!」
西「旭さん1ゕ月もサボるからっ」
東「スミマセン!」
夕にどやされすかさず謝る旭
澤「影山カバー!」
影「ハイ」
影山がカバーに入ると同時に日向は助走に入った
そしてほぼ後ろに居た日向へトスを上げ
変人コンビの速攻が決まった
音駒全
「「「Σ!!?」」」
犬「すげえっ速えっ 何!?」
夜「あんなトコから速攻...!?」
猫「なんだあ ありゃあ!?」
一人を除いてびっくりしている音駒サイド
繋心と武田はニヤッと黒い笑みを浮かべていた
孤「......」
西「ナイス日向影山!」
田「ナ~イス!」
澤「田中サーブ!」
孤「...すごいね...びっくりした...」
日「!エヘヘ!」
研磨に褒められ素直に喜ぶ日向
澤「田中ナイッサー」
孤「......」
そんな日向を冷静に見つける研磨
田「行ぐぞラァ!!」
菅「おっ良いコース!(多分まぐれだな田中だし)」
いい具合にコーナーに打ち込まれたサーブ
しかし福永が研磨の元へ完璧に返し山本にトスが上がった
山「ダッシャイ!!!」
山本の打ち込んだスパイクは夕が拾い影山の元へ
影「ナイスレシーブ!」
すかさず日向が走りスパイクモーションに入る
犬「(また速攻...!)」
山「Σ!!ア゛!?」
しかし影山が上げたのは日向の逆サイドに居た旭
強烈なスパイクが音駒のコートに落ちた
日、西「「旭さん!!」」
両手を上げて喜ぶ2人に驚く旭をみて結月は苦笑いを浮かべた
猫「ハハハ...スゲーな...
今のは拾えなくてもしょうがねえ...
あれ高校生?社会人じゃないの?」
『れっきとした高校生ですよ監督』
猫「リベロもスパイカーも良いのが居るな烏野!
でも、一番とんでもねえのは...セッターかな?」
澤「田中ナイッサー!」
日「も 一本~」
影「ナイッサー」
孤「........」