第18章 カラスVS 赤いネコ
5月6日 合宿最終日
朝からみんなそわそわしていた
菅「結月体調大丈夫?」
澤「無理するなよ」
『うん大丈夫』
田「そう言やちゃんとした練習試合見るのはじめてじゃないスか結月さん!」
烏「行くぞお前ら!?」
全「「「オス!?」」」
『潔子、荷物半分持つよ』
清「ありがとう結月」
最後尾で潔子と荷物を持って合宿所から烏野総合運動公園球技場へ向かった
烏「......先生よ」
武「...ハイ」
烏「俺タバコ臭くねえかな?
湿るくらいにはファブリーズして来たんだけど」
武「......大丈夫!ラベンダーの香りですよ!」
烏「....無香料にするべきだったか...」
『ハハハ後悔先に立たずだよ繋心』
澤「Σ集合!!!」
あっ音駒のみんなだ!
鉄朗が居る!行きたいっ...けど今は皆の邪魔になる
清「?結月どうかした?」
一点じっと見つめていると不思議に思った潔子が声をかけて来た
『知り合いが居るんだよね音駒に』
清「そうなの?話しできると良いね」
『うん』
澤「挨拶!」
烏野全
「「「お願いしアス!!」」」
音駒全
「「「しアース!!!」」」
あっ挨拶終わったみたいだ
『潔子中入って準備しよう』
清「そうね」
山「!?はぅあっ」
『んっ?潔子見られてるよ?』
清「えっ?」
山「女っ.....マネッ...美っうぉ
あぅっファァァァ」
犬「やった!女子マネージャー居た!
ハーゲンダッツゲット~」
意味不明の声を上げる山本と後ろで嬉しそうにハイタッチをする犬岡と芝山
山本は"おぼえてろよォォォ"と雄たけびを上げて走り去って行った
清「何アレ?」
『あれ2年の山本猛虎
ちょっと女性が苦手なんだよ
追いかけるとねさっきみたいに雄たけび上げて逃げるんだよ?』
清「ふ~ん...ちょっと面白そうね」
くすくす笑いながら球技場に入って行った