第9章 清水さんの最近の悩み(最後の一言に尽きる…って、なにが?)
筑『思ったんだけど、じゃがりことジャガビー両方食えばよくね?』
清「おやつ食べすぎになるから」
澤「(どっちも似たようなもんじゃないか?原材料同じだし)」
菅「(わかってねぇなぁ大地、味とか全然違うべ?俺はじゃがりこ派〜)」
東「(俺もじゃがりこかな)」
筑『どっちも少ししか入ってねーじゃん、あれくらい大したことナイナイ』
清「秋月は常に痩せてるから、そんなこと言えるんだよ」
東「(清水でもそんなこと考えるんだなぁ)」
澤「(女子っぽい)」
菅「(少しくらいぽちゃっとしてた方が柔らかくて可愛いのになー)」
筑『常に痩せてるとか言わないで…これでも筋肉ついてんだから、脱いだらそこそこなんだから!』
清「そこそこなんだ」
菅「(あんなこと言っといて実は筑流のやつ全身筋肉やべぇからな)」
澤「(全身見たのか。小さい頃から家の道場でしごかれてきたって言ってたしな)」
東「(昔は毎日吐いてたって……うぅ、想像しただけでしんどい…)」
筑『そこは適当にスルーしてほしい。つーか、清水さん痩せてんだろー…ほら、手首とかすーげぇ細い』
清「そうでもないよ」
菅「(セクハラ!誰か西谷と田中呼んでこい!)」
澤「(騒ぐな、バレるだろうが!それに秋月だし!)」
東「(スガっ、しぃー!相手は秋月だから!)」
筑『力入れたらポッキリいきそうでコエー』
清「そしたら秋月に責任とってもらう」
澤「(お、清水攻めるな)」
菅「(筑流まだ清水の手首握ってんだけど、うらやまけしからんもっとやれ)」
東「(スガ、それ結局どっち)」
筑『いいよ、清水さんなら喜んで。よくこんな腕でいっつもマネ業こなしてるよなぁ、あんま頑張りすぎんなよー?』
清「……べつに、平気」
澤「(これは普通にOKしたのか?)」
菅「(いんや、ぜってー無自覚だべ。後で思い返したら恥ずかしさに悶えるヤツ)」
東「(…あれ、清水の顔赤くなってないか?)」