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【ハイキュー!!】月と影の奏で R18

第1章 朔


「あっ…。も…むり…。」

自分の声だと改めて考えると、恥ずかしくて思わず赤面しそうな声を出してしまう。

「…早くない?僕はまだ全然足りないんだけど…。」

見慣れた家具に囲まれたいつもの部屋で、既に慣れきってしまった快楽に身を落とす。

「おねがい…もう…。」

快楽の渦の中でも、心だけは何処か冷静だ。

「ちゃんとお願いしなよ。」

彼もいつも通りの使い古した言い回しで、私を追い立てる。

「け…蛍。お願い…イキたいの…。」
「ふーん。まぁ、合格点だね。」

蛍は口元だけ少し微笑むと、そのまま私を快楽の底に突き落とした。

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