第7章 ハイキュー!!28巻発売おめでとう面白かったよ記念な特別編
「…やっばい怒られる!」
誰かと思ったら猫又監督だよおおおいい!!!!
焦りながら、いまだに頭に触れている手を丁寧にどける。
さすがにこんな時にこんな所で怪我でも負わせちゃったら大問題だからね!怒られるどころじゃ済まされないからね!
え、拳を握った?そんな大昔のことを言われても困るよ過去は振り返らない主義なんだ。
「ごめん!わたし行くねっ、みんな頑張って!」
監督に祟られる前に、一刻も早く戻らねば!!
「おい、ニャンニャンニャー」
「なんだよ2年生呼び捨てやめろ自由だな!」
わたし忙しいんですけど見てわかって頼むよお願い!
足踏みしながら次の言葉を待っていれば、彼は口元に強気な笑みを浮かべた。
「またな」
「それだけか!ばいばいさよならまた会う日まで!」
早口で言い捨てると背中を向け、できうる限りのスピードでその場を後にする。
とりあえず戻ったら間髪入れずに謝ろう、土下座しよう。
「…星海だっけ?笑った顔はちょっとだけ可愛かったかも………あっ、Tシャツ買い忘れた!ガッデム!」
……やっくんと研磨くんに慰めてもらおう、そうしよう。
ついでに笑うだろう黒尾くんとリエーフにはセクハラかましてやる。
ああ、早く癒されたい。
「かわいい………そういや影山。そいつら、お前のチームか」
「うス」
「〜〜〜」
「〜〜」
「〜」
「」
。
((そして原作通りに進む。終われ))