第3章 後編 愛する彼女と死の外科医
「……はぁ、そのせいで今回おまえが地雷を踏むことになったとなぜ分からない」
ローはこれ以上議論しても仕方ないと思い、話を元に戻した。
「…た、たしかに。え…じゃぁ恋愛に関しては素人で通すべき?」
「おれと付き合ってどれくらい経つと思ってんだ、別に素人じゃなくてもいいだろ」
「どれくらいって…半年?」
「おまえのカウントはそこから始まるのかよ。3年前から思いを交わしてるだろうが」
ローは次第に頭が痛くなってくるが、別にユーリとの会話は嫌いじゃないので付き合っていた。
「あの期間てカウントされるの?なんかあまり経験値が積まれてる気がしないんですが。これじゃレベルアップできないし、進化できないよ」
「それ以上進化するのかよ、止めろ」
「進化を止めるなんて何て非道な。初期の状態のまま放置する気ですか」
「…あぁ、セックスに関してはだいぶ上達「あー!このクッキ貰っていいかな!?」
ローの言葉を遮るとユーリは最後に残っていたクッキーを食べ始めた。
この野郎とも思ったがこれがユーリなので諦めた。