第6章 STRIDE
あ~ああ~作戦で綱渡りを何とか攻略した私は、最終関門に辿り着いた。
最終関門は……一面地雷!?
なんだっそら!!ゆっくり行くしか方法は……。
と考え、歩を進め、少し進んだ。その直後、前に、出久くんを発見する。
やったぁ!!出久くんに追いつけてるなんて!!私、凄いじゃん!!
でも、なんかわかんないけど地面を掘っている??なんだろう。なにしてんだろう。きっとものすっごい方法を考えついたんだろうな……。
お互い、がんばろうね!
そう心の中で声をかけた瞬間だった。
出久くんが大爆発を起こしたのは。
「きゃああああ!!!」
ピンク色の爆煙が辺りを包む。変な臭いがする。物凄い爆風も起きる。
私はその爆風をもろに受け、地雷原の入口くらいまで吹っ飛ばされたのだ。吹っ飛ばされていた途中に、何個かの地雷にぶつかり、2、3個ほど地雷を踏んでしまい、爆発した。
地雷原の入口でばったりと倒れる。
頭がぐらぐらする。
少しの間呆気に取られ、体が動かない。頭も働かなくなる。
出久くん…今なにし……?なにが、起きたの……?
これは、出久くんの、作戦……?