• テキストサイズ

夢を叶える方法【ヒロアカ】

第4章 友達の資格




なんだかざわざわじゃなくてはっきりとした声が聞こえ、あたりがシンとなった。気になって天哉くんの後ろからひょこっと顔を出してみる。


すると、なんだか髪の毛が紫でもさもさっとしていて、目にクマがある男の子がいた。なんだかだるそうにしている。あれが俗に言う首痛めてる系男子か。


「こーゆーの見ちゃうと幻滅するなぁ。ヒーロー科に在籍する奴らってみんなこんななのかい?」
「あ"ぁ?」


みんな必死で手や首をふって否定する。


「普通科とか他の科って、ヒーロー科落ちたから入ったって奴結構いるんだ。知ってた?」
「あっ。」
「?安藤くん?」
「…ううん…な、なんでも……」


その言葉に私は思わず後ずさりした。

思い当たる節があるのだ。


私……。


人の顔が見れなくなって下を向く。声をかけてくれた天哉くんの顔も見れない。


/ 728ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp