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兄に恋したはずなのに

第3章 兄は何者!?


「おはよう。」


「.....」


兄といろいろ進展してしまって、
次の日になった。

まだ昨日のことが夢のようで
なんだかふわふわした気分だ。


「由美!おはよう!」

「え?あ、ごめん。おはよう。」



ぼーっとしていて気が付かなかったが
いつの間にか隣には
親友の真衣の姿があった。


「なにぼーっとしてんのよ。」


話しかけても無視されていたと
随分ご立腹の様子だ。


「ごめん、ごめん。ちょっとね。」


そうだ朝兄を見送って、
それから学校に向かってきたんだ。


なんか、今日は大切な用があるとか
そんなことを言ってたなー。
なんの用事なんだろう。


真衣と話をしながら歩いていると
あっという間に学校についた。



キーンコーンカーンコーン



チャイムの音がなって
ざわざわした教室は静かになった。


「今日は教育実習生を紹介する。」


静かだった教室はまたざわめく。
教育実習生か、どんな人なんだろうな。


「皆さんよろしくお願いします。」


そう言って入ってきた教育実習生は
とっても聞き覚えのある声で、
すごく見覚えのある人だった。



「鳴海晴人です。よろしく。」



そう兄だった。
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