第4章 ユーリ♡現実は想像よりも甘く
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『.........はぁっ、はぁっ......っ...ココ、様...っ』
ユーリは薄暗く無機質な自室で、
いつもと同じように
自分を慰める。
ーーココのことを好きになってしまってから、
もうかなりの時が過ぎた。
最初とて執事として
この気持ちに蓋をしようとしていたが
愛する女性と毎日顔を合わせ、
言葉を交わす日々に
自分の気持ちに嘘をつけなくなるのは
そう遅くはなかった。
気がつけば、毎晩のように
想像の中でココを
めちゃくちゃに犯す日々を過ごしていた。
『はぁっ...ココ様......っ、ココ、様...』
ぬちゃぬちゃといやらしい音をたてながら、
自身を手で扱く。
すると先端から少しずつ
透明な液体が溢れてきて、
それが手の滑りを良くし、
ユーリはどんどん高みへと登っていく。
ヌチャヌチャヌチャ......
『あっ...も......だめ、っ...ココ様...っ、イク...』
扱く手の速度を早めると、
体がビクンっと跳ねる。
『ココ様......す、き......だいすき......はっ、うっ...』
ドピュッドピュッ......
『う...は、あぁ......』
全身をびくびくと震わせ、
そのままイッてしまった。