• テキストサイズ

morning light【気象系BL】

第6章 STAND 6


翔「みんなもゴミがあれば、これに入れてね~」

翔くんがビニール袋を広げた。
それを見て、すぐさま雅紀が空のペットボトルを2本入れた。

てか、雅紀。
お前、自分で持ってきた水も飲んで、他人のも飲んだんかい!
しかも、この3~4時間くらいで2本って…。
ペース早すぎだっての!
ゴールまでもたねえぞー?


智「櫻井くん、偉いね~。そのリュックって、四次元ポケットみたいだね~」

そんなこと言ってるさとちゃんだって準備いいじゃんかよ。
おやつにバナナ持ってきてたりさ。
あ、でもそれはさとちゃんの功績じゃなかったな。
雅紀のばあちゃんのファインプレーだな、うんうん。

翔「そうですかあ?色々持ってきてるようで、そんなには入ってないんですよ?」

智「そう?どれどれ…」

さとちゃんが、翔くんのリュックの中を覗いた。

智「う~ん。大分しっちゃかめっちゃかしてるよ~」

へぇーそうなんだ。
何でもできる完璧な人だと思ってたけど、違うんだあ、翔くん。
なーんか、親近感♪

雅「そうだね~。潤ちゃんも整理整頓出来ないよね~。とりあえず、クローゼットに物突っ込んで掃除終わり~って感じだもんね?いつも」

「うっせ!」

べ、別にさ。
部屋の中はきれいなんだから、いいでしょうよ!
いや、ダメ…か?


/ 71ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp