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モデルのボーダー隊員【ワールドトリガー】

第8章 襲撃


戦闘が開始した。
今は風間隊の3人が悠一に向かっていた。僕は極小追尾弾をバラまいて気付かれないように相手に当てる。
勿論、当たれば破損するから相手は気づくが、また気配を消した俺に気づく人はいない。

迅(明希、纏まって動くからちょっとこっち来てくれ)
俺《わかった》

戦闘中は悠一を対象にSEをフルにしているから、予知の共有も出来る。
俺は立ち上がり、悠一の所に向かおうとすると、後からアステロイドが飛んでくる。
俺は避けずにシールドで防ぐ。飛ばしてきた相手は公平だ。

出「よぉ藤咲。さっきからちまちました追尾弾撃ってるのお前だろ」
俺「...よく俺の場所がわかったな」
出「全然わかんなかったから、お前が動くの待ってたんだよ。なぁ、俺の相手してくんね?」
俺「どっちでも」
出「ならそうさせてもらうぜ。変化弾!」

俺は移動しながら、全てシールドで防ぐ。俺のトリオン量は異常なくらい多いから、これくらいではヒビも入らない。
公平が驚く。

出「さっきも思ったが、お前のトリオンすげぇな!数値なんぼだよ!」
俺「...数字にしたら52だ」
出「はぁ!?52!?」

ありえねぇと呟く公平。その隙に炸裂弾を公平に向けて撃ち、姿をくらます。

◇◇

俺「ごめん。遅くなった」
迅「大丈夫大丈夫。そうなるのわかってたから」
俺「で、これからの事決めるんだろ?」

プチ作戦会議が始まった。

迅「あぁ。向こうは次、恐らくこっちを分断しに来る」
嵐「その場合はどうするんだ?」
迅「別に問題無いよ。何人か相手してくれるだけでかなり楽になる。それに、明希はここにいる全員の中で一番強いからね。風間さんがこっちに来ても安心だ」
佐【明希ちゃん先輩、太刀川さんよりも強いの!?】
俺「太刀川さんや風間さんと戦ったことないから細かい事はわからないけど、悠一がそう言うならそうなんだと思う」
時「話を戻しましょう。こっちを分断しに来た場合、うちの足止めは三輪隊ですね。三輪先輩の鉛弾がある」
木「どうせなら、分断されたように見せかけて、こちらの陣に誘い込んだ方が良くないですか?」
嵐「そうだな。賢と連携して迎え撃とう!」
俺《賢》
佐「明希ちゃん先輩どうしたの?」
俺《『撃つなら三輪隊』これ覚えておけ》
佐「?はい。わかりました」

会議が終わり、互いの健闘を祈りながら別れる。
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