第3章 光秀編(媚薬入金平糖)
光秀は指先をツーっとたて身体をなぞっていき、胸の頂きを指先で円を描くようになぞっていく。
「あぁん。」
(ふん、思った通りの声だ・・・)
片方の手で頂きを弄り、もう片方を吸い付いていく。
先ほど光秀の男根を絶頂まで持って言ったその胸は今は縄で縛られ、強調され、その頂は敏感になっていた。
「あぁ・・・、いぃっ・・・んぁ、あっ・・・」
(もっと啼け・・・、そして乱れる姿を見せろ・・・)
「あっ、ダメです・・・、あん・・・っ。あぁ・・・逝っちゃう・・・っ。」
光秀が胸の頂を弄ることで、夏鈴は自然と腰が動き、縄が蕾を擦り同時に攻められているような状態で呆気なく達してしまった。
(さっきのとはまた感じ方が違う様だな・・・。どのみち胸が弱いならここを攻めて見るのがよさそうだな。)
光秀は夏鈴が達したのを見てから縄を解いた。
そのまま褥に優しく寝かすと、夏鈴が潤んだ瞳と整ったばかりの呼吸で光秀を見つめた。
「はぁ・・・光秀様・・・。私だけ気持ちよくなってしまうのは申し訳無いです…。」
「俺はお前が感じ乱れる姿を見るだけでも構わないが・・・?」
「いえ、折角この館にいらして頂いたのですから、満足して貰いたいのです・・・」
「折角なら、これも使って見ませんか?」
そう行って夏鈴は瓶を手に取り、中は金平糖を砕いたような粉が入っていた。
「これは何だ?」
「先程口に入れた金平糖を粉末状に砕いたものです。」
「これを水で溶かして飲むもよし、直接付けても害はございません。」
「ほぅ面白いな・・・。」
「それならお前がどう使うか決めろ。」
「宜しいのですか?光秀様がお使いしても良いので、私にも付けて構わないですよ?」
「なら、俺にこれを口付けで飲ませろ。媚薬の効果があるのだろ?」
「分かりました・・・。」
夏鈴は南蛮から来たという水の入った『ぐらす』と言うものにその粉をいれ、溶かし少し口に含み光秀に口写しで飲ませた。