【ハイキュー‼︎】大事と大切の違い【セカンドシーズン】
第5章 選択と決意
翔陽と別れた後、私は鞄を取りに教室に戻って、そのまま下校した。
校門を出て、
暦
「よし…」
意を決して歩き出す。
いつもと同じ道だけど、向かう先は家じゃなくて…坂ノ下商店。
テスト中は部活は休みだから、烏養コーチは多分ここに居る…よね…
暦
「こ…こんにちはー」
少し足を重く感じながら、私は坂ノ下商店の中に入った。
烏養
「!…おう、来たか」
暦
「ハイ…コーチとちゃんと話したかったので」
コーチやっぱ居た…居なかったら居なかったで、先延ばしにしても良いかなー…とか思ってたんだけど…←
レジから離れて、コーチは店内のテーブルに着いた。
私も、その向かいに座る。
烏養
「で、どうだ?考えて来たか?」
暦
「…う〜…」