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隣の君

第1章 私の天国


適度に放任主義な両親と

姪に甘々な叔父の海外赴任


そんなラッキーが重なって手に入れた

このマンションは


私にとって

とても大切な場所で


仕事でどれだけくたくたに疲れていても

ここに帰ってきて


大きくてきれいなキッチンで

ご飯を作り


爆音で大好きな音楽を

スピーカーから流しながら



ご飯を食べて


お風呂に入り


誰にも文句を言われない

自由な時間を満喫する…




そんな時間を過ごせる

この場所は



私にとって唯一無二の天国!!



だったんだ…



あの日あの時







あいつが私の前に

現れるまでは……
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