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晴のち雨のちキス【実l況l者/短編集】

第17章 脳内盗視/ky


あー……
すげえドキドキする

好きなコを部屋に招くってこんな緊張すんの?

何話していいかわかんねー

手汗すごすぎて気持ち悪ぃ

取り敢えずお菓子でも勧めとく?

…あ、よかった
食べてくれた

つばさちゃんもこのお菓子好きなんだ

やっぱ俺たち気が合うかも…なんて

どうでもいいけどさ
お菓子食べた後に、指舐めてる仕草…

すげーエロい!!!

……って
今日は下ネタ厳禁だから
今日イキナリそーゆーのなしだから



さて、と
とりあえずゲームでもやるか

あんまり得意じゃないって言ってたけど
マ◯オだったら大丈夫かな?

アレだったら、俺が手取り足取り押し倒しちゃうけど

あれ?

って、おいおいおい
俺、欲求不満かよ?!

…まあ、仕方ないよな
こんな可愛いコが隣にいて
欲情しない方がおかしいから

わ、こっち見た!

あ、俺見過ぎだった
そりゃ不審がられる

ん……?

つばさちゃん…

なんでそんなに目が潤んでんの?
なんでそんなにほっぺ赤くなってんの?

なんでそんなに唇がおいしそうなの?

あ、ヤバイかも…

キスしてえ…

そんなに見つめられたらオッケーだって思っちゃうよ?

知らないよ?



……

……

…んー…

やっぱ思った通り、柔らけー…

つばさちゃん、さっきより真っ赤だし

可愛すぎだろ

そんな顔されたら、俺止まんなくなりそう

もっかいしたい

今度は舌入れたい

苦しいくらい口ん中犯したい

いやいや
理性保て、俺

その前にやることあんだろ

カーテン閉めて、電気消して

そうそうゴムの準備も忘れずに☆


……わああぁあぁぁあーーー!!!

もうダメだー
俺エロいことしか考えてねー!!


でもさ
そんな顔で見つめられたら
期待していいのかなって思うわ

も一回キスしたら
多分自制効かなくなる

もういっそ俺のものにして
俺のことだけしか考えられないくらいにしてやりてえ

俺がつばさちゃんのことしか考えてないみたいに


は、俺ヤベエ奴じゃん

…でも
そんくらい





「愛してる。
つばさちゃん……」
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