第6章 当たり前にしたくない毎日
「あの…!
指輪…ありがとう。」
薬指を見せながら、
お礼を伝える。
相葉「あー、うん!
サイズ合って良かった!うん。」
あれっ。なんか変。
「どうしたの?」
相葉「え?何も!?」
大野「これから打ち上げだから、
彼女同伴ね!スタッフも協力したんだから
お礼言わないと!よし、
おいらたちもシャワー浴びてくるー!」
そう言って、松本さん、大野さん、櫻井さんが
シャワーを浴びに行った。
「打ち上げ参加させてもらって大丈夫?」
相葉「大丈夫!ってか、
参加しないとっ!」
「うーん、わかった。
挨拶だけでもしないとね。」
メンバー以外に知ってる人いるかなー?
不安だ。
すぐこういう時に
ドキドキしちゃう。
もっと堂々としないと!
それから5人でタクシー2台に分かれ、
打ち上げの会場に向かった。
そこは和食やさんで、
かなりの大広間だった。
スタッフ「お!主役登場でーす!!」
スタッフ「お疲れ様です!!」
歓声の中、着席すると、
すぐにビールが注がれた。
松本「えー、今日までお疲れ様でした!
まだ作業しているスタッフも
何人かいますが、一足先に
乾杯をしたいと思います!
はい、リーダーよろしくっ!!」
大野「俺ー?笑
んー。今日までほんとに
ありがとうございました!
怪我なく無事に開催できて、
沢山のお客さんが笑顔で帰ってくれました。
相葉くんの嬉しい報告も聞けたしね。笑
それでは、グラスを持って…かんぱーいっ!!」
「「かんぱーいっ!!!!!!」」
パチパチパチパチ!!
それから一通りメンバーの挨拶があり、
雅紀から私が紹介された。